2023.3.4
オンラインイベントを開催しました!
こんにちは!F.ラボアンバサダーの前田です!
2/25(土)にF.ラボのビックイベントが開催されました!
非常にご好評いただき大盛況だったため、その一端を共有させていただきます✨
〇明日の授業で使える!ミニワークショップ
参加者の皆さんにプロっぽい撮影を体験してもらいました。構図の作り方のワザ「ローポジション」と「ナメる」を使って参加者の方に身の回りのものを撮影してもらい、それぞれに山﨑カントクから講評していきます。
参加者の皆さんから「おもしろい!」「褒められた!」「選ばれたい(どきどき)」などのチャットが飛び交い、大人たちが前のめりになるくらい盛り上がりました!
〇平井聡一郎先生の講演
平井先生の講演では、子どもをワクワクさせてアウトプット中心の授業にしていくことの重要性が紹介されました。これまでの社会は「教育を受ける→仕事をする→引退」という3ステージの社会でしたが、これからはマルチステージの社会に変化していきます。平井先生自身も公務員を退職後に会社員になり、さらには会社を経営されていますが、そういった世界では知識偏重ではやっていけなくなります。
平井先生の「子どもは学ぶ、大人は働くというライフステージは成り立たない」という一節が参加者の皆さんの心に火をつけたようでした。社会の様相が変わっていく中、子どもたちは今後答えのない社会を生きていくことになります。そのために、Film Educationのような探究を実践していく必要がある、とお話されていました。
〇小林先生の実践レポート
次のパートは鎌倉市立玉縄中学校の小林大介先生による講話でした。
玉縄中学校では非言語表現のプログラムを実践されました。実践の目的・映像制作を題材とした理由・どういった効果があったか、といったことをお話しいただきました。
探究学習の表現方法は多様であってもいいという前提のもとプログラム実施され非言語で伝える手法の可能性を感じられたということでした。小林先生の「今の学校は言語表現に偏重している部分があるのかもしれない」という言葉にハッとさせられました。
その他にも、導入に際しての実務的な方法論についてもご紹介いただきました。
〇竹森教頭先生の導入に際してのお話
当日ご参加されていた柏市立逆井小学校の竹森教頭先生にも飛び入りでお話しいただきました。
職員の同意の得方と予算の取得の仕方をお話しいただきました。
「ギガ端末をいかに活用するか」「映像表現を体得すればどの学年でも活用できる」といったことをアナウンスし、夏休みに大規模な職員研修を催されました。先生方に実際のワクワク感を体験していただきモチベーションを高めていくとのことでした。
機材や講師料などプログラム導入に必要な予算について、財団系の助成金を活用できるとご紹介いただきました。学校園単位で申し込めるものも多数あるとのことで、他の教育活動にも応用できそうです。
〇動画ではなく映像である理由
最後には再び山﨑カントクが登壇し、なぜ映像制作を学校教育に取り入れようとしているのか、その理由や想いについてご講演させていただきました。「大量消費される動画によって映像文化が廃れる危機感を持っている」ということが参加者の方々に少しでも伝わっていれば…と思います。
今回のオンラインセミナーは大盛況で終わりました。とにかく熱量がすごく、アンケートでアーカイブ配信をリクエストする声もあり嬉しく思っています。
そこで、アーカイブ配信をさせていただこうと現在調整中です。続報をお待ちください^^
また、代表の山﨑と「映像制作のPBLについて話してみたい」という方は以下のリンクからカントクの予定を抑えられますのでぜひどうぞ!「何となく話してみたい!」などもウェルカムです✨